まだ見ていない人は、若干のネタバレが含まれますので、読み飛ばしてくださいね。
今回紹介するのは、最終回のたった1話だけで、すべてにがっかりする結果になってしまった、残念な海外ドラマ3作品をご紹介します。
引っ張るだけ引っ張って、かなり期待させて。え、そういうことなの?という驚きとショックで、数日立ち直れなかったドラマです。
ブラックリスト
このドラマの中心人物は、レイモンド・“レッド”・レディントン。彼は長年FBIに追われてきた犯罪の世界の大物です。でもある日、彼が突然FBIに出頭し、手配中のテロリストの逮捕に協力すると申ます。ただし、ひとつだけ条件がありました。それは、新米のFBI捜査官、エリザベス・キーンを自分の担当にすること。
なぜレッドはエリザベスを選んだのか、そして彼の真の目的は何なのか…それがこのドラマの大きな謎のひとつです。エリザベスにとって、これはまさに波乱のスタートで、彼女はレッドと共に、ブラックリストに名を連ねる様々な凶悪犯を追い始めます。
この「ブラックリスト」では、エリザベスがレッドから犯罪者の思考を学んでいく過程、複雑に絡み合った人間関係、そしてレッドとエリザベスの関係は何だったのか。謎多きドラマだったのですが、最後の最後まで、レッドとエリザベスの関係はわからず、、、。しかも、レッドの人生の終わり方って、、、、。ちょっとあり得ね~!と叫んでしまった!引っ張るだけ引っ張って、この終わり方???
このドラマはNetflixで配信されています。
ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア
このドラマは、アリゾナ州フェニックスで普通の主婦として暮らすアリソン・デュボアが主人公です。でも、彼女にはちょっと変わった能力があるんです。そう、霊と話ができるんです。日常生活の中で、彼女はこの特別な力を使って、犯罪の謎を解決するために活躍します。毎話、彼女が見る不思議な夢から物語が始まり、夢から事件を解決します。ハラハラドキドキの展開に目が離せません。
主演は、女優パトリシア・アークエット。彼女の演技は本当に素晴らしく、なんとエミー賞の主演女優賞を受賞しているんですよ!ドラマは2005年にアメリカで放送が始まり、たくさんのファンに愛されています。
アリソンは、霊感があることで生じる日常の悩みや、家族との関係、仕事と子育てのバランスという、多くの人が共感できる問題に直面します。特に、女性が主役のドラマが増えている今、彼女の挑戦は多くの人にとって刺激的な話題提供者となっています。
最終話だけ本当に残念。彼女の愛する夫が事故で死んでしまうのですが、最初はアリソンが夫が実は生きていた、という夢をみます。しかし実際は、アリソンの夫は飛行機事故で亡くなってしまっていて、最後にアリソンに挨拶に来るのです。生きてるのか、亡くなっているのか、話がぐちゃぐちゃ。
そして時が一気に流れて、アリソンの人生の最期の日。夫のジョーが天国から迎えに来る。というお話。
いや、別に、夫のジョーを先に旅立たせなくてもよかったのでは?なぜこのストーリーにした?家族で楽しく人生を過ごす、でもよかったのでは?
と、なんとなく消化不良の最終話でした。
このドラマを見られるのは
ゴースト 天国からのささやき
主人公はメリンダ・ゴードン。彼女は新婚ホヤホヤで、小さな町グランドビューに引っ越してきたばかり。でも、メリンダにはちょっと特別な能力があります。なんと、幼い頃から霊と話せるんです。これは、祖母から受け継いだもので、この世に未練を残した霊たちを安らかな場所へ導くのが彼女の大切な役目。
メリンダの日常は、普通の新婚生活とは一味違います。彼女の前には、愛する人たちに最後のメッセージを伝えられなかった霊が次々と現れるんです。恐怖に打ち勝ちながらも、メリンダはこれらの霊たちが心穏やかに眠れるよう導くことに奮闘します。
メリンダの優しさと強さ、そして、霊たちとの心温まるエピソードがいっぱい。残された人々の心の平和を取り戻すために、メリンダがどのように彼らを助けるのか、見ていると自然と涙がこぼれてくるかもしれません。
メリンダの旦那さんは、途中で他界してしまうんですね。しかし魂がほかの人に移って、別の人としてメリンダを支え続けます。しかし周囲から見たら、元の旦那さんとは別の人なので、夫が死んですぐに別の男性と交際を始めた女性という風にみられてしまいます。
ただ、最終話の頃には、その話どこ行った~という感じで、結局周囲は別人の顔をしたジムを受け入れたのね、、、と解釈するしかなかったけれど、なんとなく腑に落ちないというか、すっきりしない感じに落ち着いた気がする。