ニューヨーク、その名前だけで多くの人々の心を惹きつける魅力的な都市。高層ビル、中央公園、ブロードウェイ、多様な文化が交錯する場所として、憧れの的です。アメリカのテレビドラマに登場するニューヨークも、その魅力を存分に感じさせてくれます。
今回は、そんな憧れのニューヨークが舞台となるアメリカドラマを6つご紹介します。ニューヨークへ旅行する前には、ぜひこれらのドラマを見てから出かけましょう!
SUITS /スーツ
「SUITS /スーツ」は、洗練されたニューヨークの高級法律事務所を舞台に、才能ある弁護士たちの駆け引きが繰り広げられる法律ドラマです。
物語の主人公は2人。大手法律事務所で働く敏腕弁護士ハーヴィー・スペクターと、秘密を抱えた天才青年マイク・ロスのコンビがいます。ハーヴィーはシニア・パートナーへの昇進を目指し、マイクを部下として採用しますが、マイクは法学の学位もハーバード大学出身の資格も持っていません。ハーヴィーは彼の過去を隠し、2人は秘密を共有し、法廷でのバトルに挑んでいきます。
このドラマの見どころは、高級感あふれるニューヨークの法律界での駆け引きや、キャラクターたちの緻密な人間関係、法廷で繰り広げられる熱い法律バトルです。ハーヴィーとマイクは、クライアントのために日夜戦い、巧妙な法的トリックや知識を駆使して対決します。
「SUITS」は、その洗練されたストーリーテリングとキャラクターたちの魅力から、日本でも織田裕二主演でリメイクされ、多くの話題を呼びました。
このドラマが見られるのは
ブルーブラッド NYPD家族の絆
「ブルーブラッド~NYPD家族の絆~」は、ニューヨーク市警察(NYPD)を舞台に繰り広げられる警察ドラマです。この物語は、アイルランド系アメリカ人のレーガン家族が主役です。
代々、レーガン家の人々は警察官として奉職し、ニューヨークの街を守っています。彼らの物語は、警察官としての活動だけでなく、家族としての絆や、法と正義に向き合う姿勢も描いています。
このドラマは、家族の絆と法の厳格さをストーリーを通じて伝えています。レーガン家の人々は、警察官としての職務を全うする一方で、時に法の問題や警察内部の腐敗に立ち向かうことも。家族としての結束や、警察官としての誇りを大切にしながら、ニューヨークの街で繰り広げられるさまざまな事件に立ち向かいます。
“Blue Blood” の意味
タイトルにある「Blue Blood(ブルーブラッド)」は、直訳すると「青い血」を意味します。これは「名家の生まれ」といった意味で用いられ、またアメリカでは「Blue」を警察官を指す俗語としても使います。
このドラマが見られるのは
CSI: NY
「CSI: NY」は、ニューヨーク市警察の科学捜査班を描いたクライムドラマです。大都市の裏側で巻き起こる難事件を解決するための推理と科学の力を組み合わせて描かれています。
ニューヨークはアメリカ最大の都市で、多様な人種と文化が交錯する場所です。そのため、犯罪や事件も複雑で凶悪なものが少なくありません。この街で起こるさまざまな事件の解決に挑むのが、ニューヨーク市警察のCSIチームです。
「CSI: NY」は、捜査班の活動をスタイリッシュかつスリリングに描写しています。テイラーというキャラクターを演じるのは、アカデミー賞にノミネートされた実力派俳優のゲーリー・シニーズ。彼は多くの名作映画に出演し、作品に深みを与える演技で知られています。また、テイラーの右腕である女性刑事ボナセーラ役を演じるのは、実力派女優メリーナ・カナカレデス。彼女は米国の雑誌の読者投票でお気に入りの女優に選ばれるほどの人気です。
このドラマが見られるのは
SEX AND THE CITY
「SEX AND THE CITY」は、憧れのニューヨークを舞台に、ファッションと恋愛がテーマのドラマです。4人の魅力的な女性たちが友情、愛情、仕事に奮闘しながら、都市生活を謳歌する姿を描いています。ファッション、友情、恋愛に興味がある方にぴったりの作品といえるでしょう。
物語の中心には、4人の女性たちの友情がテーマにあります。彼女たちはお互いを支え、笑顔と涙を共有し、人生の喜びと苦しみを共にする真の友人です。また、恋愛においても彼女たちはさまざまな試練に立ち向かい、自分らしい幸せを探し続けます。
ドラマの舞台であるニューヨークについつい憧れてしまうような、ステキなシーンがいっぱい。ランドマークやカフェ、レストランが登場し、都市の魅力が存分に表現されています。まるでニューヨークの街を歩くような気分になり、憧れの街への旅を夢見てしまいますよ。
このドラマが見られるのは
LAW & ORDER:性犯罪特捜班
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』は、刑事ドラマと法廷ドラマの要素を組み合わせた、アメリカのテレビシリーズです。このドラマは、ニューヨーク市警察性犯罪特捜班の刑事たちが、街で起こる性犯罪を捜査する様子をリアルかつセンセーショナルに描いています。主要キャストには、マリスカ・ハージティ、クリストファー・メローニ、ダン・フロレク、リチャード・ベルザー、Ice-T、ダニー・ピノ、ケリー・ギディッシュなどの才能あふれる俳優たちが名を連ねています。
特に注目すべきは、マリスカ・ハージティ演じる主人公の女性刑事、オリビア・ベンソンです。彼女自身も性犯罪の犠牲者であり、その経験が彼女のキャラクターを深く形作っています。ドラマは、一話完結形式で、各エピソードでは被害者の背景や加害者の心理を丁寧に描いており、視聴者は自然と物語に感情移入してしまいます。
1999年に放送を開始して以来、アメリカでNo.1のロングランヒットとなり、その人気は衰えることを知りません。各シーズンでは、アメリカで話題の時事ネタを取り入れたエピソードが制作され、視聴者に新鮮な驚きを提供し続けています。ニューヨークの街を舞台にしたこのドラマは、刑事ドラマのジャンルにおいて画期的な作品として非常に高く評価されています。
事件が中心に展開されるので、ニューヨークの街の姿はあまり見られませんが、ほんの少しニューヨークの生活を感じられることでしょう。
このドラマがみられるのは
ロイヤルペインズ
「ロイヤルペインズ」は、ニューヨークのハンプトンズ地区を舞台にした医療ドラマです。
東海岸のビバリーヒルズとも称されるハンプトンズ。ここで活躍する主人公ハンクは、大富豪の「コンシェルジュ・ドクター」として、セレブたちの健康を管理し、命を救います。ハンクはかつてニューヨークの病院で有能な外科医として働いていましたが、ある出来事がきっかけでその病院をクビになります。そしてたどり着いたハンプトンズで新たな人生をスタートさせることになります。
ハンクはハンプトンズのセレブリティたちから信頼され、彼らの健康を守るために奮闘します。謎のセレブの豪邸のゲストハウスに住みながら、ハンクと彼の弟エヴァン、医療助手ディヴィヤは「ハンク・メド(ハンク救命室)」を立ち上げ、いろんなセレブたちの健康問題に取り組みます。
このドラマの舞台は、ニューヨーク郊外のセレブの街、ハンプトンズです。ハンプトンズはアメリカで最も高価な住宅街であり避暑地です。贅沢なプールパーティーやビーチでのシーンも多く、ハンプトンズの魅力が存分に味わえます。お金持ちになって、ハンプトンズに住みたくなりますよ。
まとめ
ニューヨークを舞台にしたアメリカドラマは、この都市の多様性や魅力を存分に味わえる作品が多くあります。
法律、警察、科学捜査、恋愛、医療などさまざまなジャンルで、ニューヨークの舞台を背景に展開される物語は、都市の魅力と共に、登場人物たちの成長や挑戦を描いています。ニューヨークファンやドラマ好きにとって、必見の作品が揃っています。ぜひ、楽しんでみてください。