治療方法等は日々変化していくことと思いますので、詳細は主治医の先生とご相談くださいね。肝臓は沈黙の臓器です。人生に一度はB型またはC型肝炎の検査を受けてください。早期発見で肝臓がんになる前に完治できます。
C型肝炎の治療薬、マヴィレットの服用が終わって、先日の月曜日で2週間が過ぎました。あと10週間、再燃がなければ完治です。
マヴィレットを飲み終えた直後は、突然に薬をやめることへの不安がありました。
マヴィレットで抑えられているのかな?と考えてしまうのです。
マヴィレットが終わった直後の検査で「12週間後に検査して、ウィルスが検出されなければ完治ね」と主治医に言われました。
さらに、「今の様子では、たぶん大丈夫だと思うけどね」とも。
そういう、お医者様のひとことはほっとするものです。
いまはただ、そのお医者様の言葉を信じて、信じて過ごしています。
体の調子は、すこぶる良好!疲れをため込まなくなりました。1日1万5千歩ほど歩いても、ぐったりという、かつての重力に引っ張られるような重たい疲れは、一切なくなりました!
*****
C型肝炎だとわかってから、しばらくは、私自身、自分の体に変化がないことから病気というショックは受けたものの、この病気の将来的な恐ろしさに気がついてはいませんでした。というよりも、わかりたくなかった、というのが本音です。
しかし、向き合わなくてはいけないことが起こりました。
病気だとわかってから3年ほど過ぎたとき、一時、数値が悪化しました。ほんとうに一瞬のことで、当時はウルソというお薬を飲んで対処するしかなくて、ウルソを飲んで、正常値に戻しました。
そこからです。
母と私が食生活と生活改善に徹底的に取り組み始めたのは・・・。
特に母は真剣でした。おそらく、母親として責任を感じていたのだと思います。
今でも忘れられないひとこと。
「私が健康に産んであげられれば・・・」と。
心臓病で生まれ、その手術の際の輸血でC型肝炎にかかりましたが、私は一度もどちらの病気に対しても恨みの気持ちやネガティブな気持ちを感じたことはありません。C型肝炎に関しては、最初は目を向けるのを避けましたが、今では、長い間一緒にウィルスと暮らしてきたことにも意味があると信じられます。
心臓病であったことは、私からしてみたら、神様からのギフトです。心臓の病であったことは、生後10か月までのことですから、私は全く覚えていません。唯一、胸から胃のあたりにかけて、一直線の手術跡があるだけです。それを、勲章と思っています。生きることを必要とされたから、神様から生かされたと信じています。命ある限り、自分ができることは精いっぱいやろうと、決めています。この胸の傷が、ちゃんと輝いていられるように。
だから、命がけで守ってくれた両親には感謝しかありませんし、当時のお医者様たちにも、輸血をしてくれた方々にもお会いしたことがない方がほとんどですが、感謝、感謝、感謝です。
母は、徹底的に私の食事の改善をアドバイスしてくれました。料理が特別好きでなかった私は、自分の健康のために、職場にお弁当を持っていったり、外食をできるだけ減らしたり。そりゃ、必死。体調がすぐれないときには取引先とのお食事もお断りするぐらい管理しました。
医食同源
その言葉を信じて、添加物のあるものはできるだけ食べないアレルギー検査をして、アレルギーを起こすものを生活から排除し、疲れをため込まないために、1日に15分~20分の仮眠時間を設ける。
病院から処方してもらうアレルギーや風邪薬は、お医者様と相談して弱めの薬を出してもらったり。とにかく、肝臓が分解・解毒をするのに苦労しそうなものは、避ける、ということを意識していました。
その結果、治療直前まで、数値は正常値のまま、自覚症状はないまま(後から考えれば症状は出てたけど)治療をすることができました。もちろん、食生活だけですべてが改善できたのだとは思っていませんが、体の状態を保つ、ひとつの要因になってくれたことは間違いがないと思います。
*****
あと10週間。何とかウィルスが再燃しないで、完全に排除されていますように・・・
もうあとは、医学と自分自身の体を信じるしかない!
毎日不安と戦いつつ、今目の前にお仕事があるということに感謝の日々です
コメント