私は、個人事業主でもありますが、母が経営する会社の運営、管理も行っています。
9月決算の会社なので、11月絶賛決算ピーク!って感じです。
コロナで事業が大混乱を起こし、今期は数字もめちゃくちゃなので、自分でやる自信は全くなかったのですが、税理士に出す予算などない!ということで、自分で法人決算をすることにしました。戦いの2か月(;’∀’)
たまたま知人が、同じように自分で決算をしたので、その時の記録をブログに残しておいてくれたことで、なんとなく手順はつかめていました。
知人に感謝です。
簡単に手順を書いておきますね。
来年になって、私自身の参考にもなるかもしれないから。
ちなみに私は、弥生会計クラウドを使用しています。
弥生は、ミソカ/Misocaという請求書発行のシステムもありますが、弥生会計クラウドと請求書発行システムのMisocaが連動しているので、非常に便利。また、銀行との連携もあるので、銀行の取引情報を手入力しなくても、ボタン一つでぴよ~んと反映される。時間短縮でとにかく気持ちが楽になります。(一部の銀行は対象外です)
昨今、老眼が進んできて、銀行の通帳を見るのもひと苦労。若い頃はサクサクっと入力できたものが、3倍ぐらい時間がかかるようになったので、困ったものです。でも、弥生会計クラウドは、毎月、どこかのタイミングで反映されているものが合っているかということだけ確認すればいいので、疲れ軽減につながります。
Misocaという請求書発行ソフトも、一部の機能は無料で使えて、弥生会計クラウドと連携するので、請求書発行して入金までを一括管理できるという優れもの!請求書のデザインもいくつか選べるし、印鑑画像も付けられる。(あ、これからは印鑑不要になるのかな?)有料プランにはなりますが、請求書の郵送もボタンひとつでMisocaに依頼できちゃいます!
小さな会社の強い味方!ですね。今、使いやすいリーズナブルな会計ソフトを探している人には、おススメします。
私の場合、コロナ前は、海外にいる時間も長かったので、クラウドであれば海外にいても作業できるなぁと思ったのが、弥生会計クラウドにした最初のきっかけです。やがて3年ぐらい使っていますが、非常に便利で、解約する気がまったく起こらないです。
さてさて、決算の手順を記録しておきましょう!
全体の手順
- 会計ソフトに、全部の数字を入力し終わったら、いったん「総勘定元帳」を出力。
- 各勘定科目ごとに、数字のミスがないか、二重登録がないかなどを確認。
- 銀行は残高がちゃんと合致しているのかを確認。
- (これは私だけですが)外注費と仕入高を混在させて入力する癖があるので、それが正しく入力されているか確認
- いったん、決算書を出力して、内容をもう一度確認
- e-taxソフトを立ち上げて、必要なプログラムをダウンロード&更新する
- 消費税の申告書から作る
- 勘定科目内訳明細書を作成
- 法人概況説明書を作成
- 法人確定申告書を作成
- 電子申告または郵送申告
消費税の申告書作成
今日は消費税の申告書作成のステップを記録しておきます。
最初のステップだし、簡易課税の場合は、それほど難しくはありません。
- e-taxソフトから、「課税期間分の消費税及び地方消費税の確定申告書」第一表、第二表、付表4-1と5-1をブランクのまま印刷
いきなり入力せずに、一度、紙の表に書いていくのがポイント - 付表4の課税標準額は、課税売上÷1.1で計算。
- 消費税額は、課税売上の10%
- あとは表に書かれている番号と計算通りに記入してゆけばOK
- 付表5の①は3を書けばOK
- 弊社は第5種のみの業態なので、5の金額の50%を控除対象仕入れ税額にすればいい。
ここまでくれば、もうできたと同じ! - 次に第二表を作成。付表4と付表5の数字を入れればいいだけ
- 最後に第一表を作成。これも、付表4と付表5の数字を入れればいいだけ
以上で、消費税の申告書、完成です!
次回は、勘定科目内訳明細書と法人概況説明書の作成です!
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