ロマンス詐欺に引っかからないためには・・・

エッセイ

副業で占いをしている。
いや、昨今は本業かもしれない。コロナによって依頼は急増。ありがたいことだが、コロナはいろいろな問題や悩みを引き起こしたように感じる。

ロマンス詐欺を知っているだろうか?
コロナの数年前から聞くようになった言葉だ。

SNSを通じて、知らない外国人が連絡をしてくる。
「君の写真を見て可愛いと思った」だの、「タイプ」だの言ってくる。日本人は片言の英語しかできないと思っているからなのか、外国人に弱い民族だと思われているのか、カモにされやすい。

やり取りを繰り返すうちに「愛してるよ」だとか「ずっと一緒にいよう」とか、挙句の果てには「結婚しよう」などと言い出す。甘い言葉にのっかって、その言葉を信用して恋をしてしまえば最後、お金が尽きるまで搾り取られる。

「命が危ないんだ」
「今すぐ100万円が必要なんだ。結婚するんだからお金を貸してくれ」

そして「お金はない」と言ったとたん、そのSNSのアカウントは永遠に消える。

たいていはこのパターンだ。やり取りの途中で”こいつはお金がない”と思われると、ある日突然消える。あるいは詐欺だと気が付かれると感じた時にも、ふっと消える。

100人か200人かわからないが、とにかく片っ端から連絡し、そのうち1人か2人が引っかかればいいと思っているのだろう。

こんなロマンス詐欺の被害者は後を絶たない。
コロナ禍の今もその数は減ることはない。

私の占いに、明らかにロマンス詐欺だと思われる恋愛の相談が数か月に1度、必ずある。
こんなに社会問題になっているのに、なぜパターン化しているわかりやすい詐欺に引っかかるのか。

はっきりいうと、理解できない。

ただ、人間というのは”さみしい”という感情にすこぶる弱い。さみしくて、誰かにそばにいてほしいとか、コロナのように先の見えない状況に強い不安を抱いているときにやさしく声をかけられたら、その甘い言葉に身をゆだねたくなるものなのかもしれない。

まるで、喪黒福造だ。
「心のスキマ、お埋めします!」っていう、あれ!

お金を出す、ということになって初めて疑問に感じるならまだいい。お金を散々搾り取られてから気が付くパターンも多い。

恋をしているときは、脳内が普通の状態ではないのかもしれない。恋をする前なら冷静に判断できることも、心のスキマをロマンスで埋めてしまったときには、そのロマンスによってドキドキする気持ちやふんわりとした居心地の良い恋心と多幸感に酔ってしまい、冷静に判断できなくなる。

敵は、その酔いしれた気持ちを巧みに利用しているわけだ。

占いでこういうことを伝えると、「彼に限ってそんなことあり得ません」と言われる。まぁ、そこまで洗脳されてたなら仕方ないわな。そんな時には、私にできることはもうない。ただ「気を付けなさい」とアドバイスすることしかできないのだ。

多くの場合は相手に会ったことがなく、ひどい時には「アメリカのどこに住んでいる人なの?」というと「え?あ、、、、アメリカということしか、、、、」という人もいる。名前どころか生年月日だって、本当かどうか怪しいものだ。

そして最も共通するパターンは、「母一人、子一人で、母はすごく苦労して僕を育てたんだ」とか「これ以上、母親を苦しめたくないんだ」とか「君のような人を母に会わせたら、本当に喜んでくれる」とか。苦労話を感じさせるようなことを、あらゆる言葉を使って言うことだ。多くの場合は、ものすごく苦労している、ということを伝えてくるのだ。

軍にいて、戦地にいるとかよくわかんないことを言ってくる人もいるらしい。(このパターンは知り尽くされたので、最近は手口を変えている)

自分は医者だとか大学の教授だとか。
真面目そうで、忙しそうで、将来性がありそうな仕事に就いているというパターンもあるらしい。

いずれにしても、最後はお金を搾り取る予定なので、苦労話は付きまとうのだろう。

私のSNSにも、頻繁にこういったメッセージは届く。
最初のうちは、英語の練習になるかな、と思って相手にしてたことがある。ただ私の英語のレベルは日本人の平均以上。片言の英語でないことは、確実にわかる。

そうわかった途端、その相手のアカウント自体が消えるかブロックされる。これが面白かった。

なぜならはっきりと、英語がカタコトの人を狙っているのがわかるからだ。

日本の女性は、そんなに寂しいと思われているのだろうか。もしそうなら、とても悲しいことだ。

私は40代後半日本人女性として、日々充実して生きていると思っているし、豊かとは言い難いけれども、幸せだとは思っている。母と遠くに暮らしてはいるがパートナーがいるおかげで、この数年はさみしいと思ったことは一度もない。私には文章を書くという趣味もあるし、このブログのアクセス数が低くても「好きなことを書く」ということで満たされているからそれでいい。

そう、こうした詐欺に引っかからないようにするためには、自分の心が常に満たされている必要があるのだ。今の自分の状況に満足し、幸せであること。理由などなくていい。なんとなく幸せであればいいのだ。

不思議と人は自分の力で幸せな気持ちになろうとする人は少ない。日々の生活の中に不満を感じては、そこに目を向けて文句を言う。そうやって自分でさみしさやむなしさを作り出している。

しかし、幸せは外的要因によってわいてくる感情ではない。自分の中の感情や思考をどう引き上げるのかということ、つまり内的要因によって湧き上がってくる感情なのだ。「恋人がいないから」さみしいわけではない。「お金がないから」貧乏なわけではない。すべては自分の心にある。

ロマンス詐欺に引っかからないためには、常に自分を愛し、自分に自信を持ち、日々の生活の中で自分の力をもって「幸せ」の感情を作り出すこと。そうしてゆけば、さみしさやむなしさの感情がわいてくることはなくなり、ロマンス詐欺のようなことにかかわることすらなくなっていくはずだ。

Please Click
ブログランキング・にほんブログ村へ

About me

ヤウメイ /ブロガー・エッセイスト

コロナ前は、日本国内と香港・マカオをはじめとした海外を、1年中飛び回って生活していました。しかしコロナによって、生き方を変えようと考えるようになり、いまはブログと占いで生活をしています。占いは、以前から副業としてやっていました。老後にゆったりと占い師で生活しようと思い、準備のために副業をしていたのです。しかし、コロナでかなりの前倒しで本業へ。占いやスピリチュアルの世界はとても好きですが、旅行も好きなので、将来はプライベートガイドとして生活したいと思っています。かなりの欲張り!実は、旅行業務取扱管理者です。

Twitter @youmei81

コメント

タイトルとURLをコピーしました